INTERVIEW

「手ぶら」観光サービスとはどのようなサービスでしょうか。

日本に来られた外国人観光客のお客様のスーツケースなどの大きなお荷物をお預かりしたり、宿泊するホテル、空港まで即日配送するサービスとなっております。 大きい荷物を持っている方やたくさん買い物をされる方が多い外国人観光客のお客様にとっては非常に便利なサービスだとご好評いただいております。

インバウンド事業を始められたきっかけは何でしょうか

訪日外国人観光客の増加に伴い、大きいスーツケースを引きながら歩かれている外国人観光客を多く見かけるようになりました。東京都内にはコインロッカーも多数ありますが、やはりおもてなしや安全面において、お客様と対面してお預かりが出来る、手荷物預かり所の重要性が高いと感じております。外国人観光客は比較的大きな荷物をもって来日されますので、日本のコインロッカーに入らないサイズであることが非常に多いです。こういった観点でも、訪日外国人観光客のお客様にとって、手荷物一時預かりは利便性が高いと感じております。

「手ぶら観光」サービスを利用される外国人観光客の方はどういった方でしょうか。

中国・韓国・東南アジアをはじめとする、アジア圏のお客様が7割を占めます。また、それ以外では北米のお客様が多くなっております。 た、利用する目的としましては、空港やホテルまでの配送も多いですが、一時預かりも多いです。店舗により様々ですが、東京駅では、電車を利用して行動範囲を広げたいお客様が、一時的に荷物を預けるケースが多いですし、新宿では周辺を散策するために、大きな荷物を預けることもあります。

スマイルコールをご導入いただいた経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか。

現在、各宅配センターでは、多言語対応のために、外国語が出来る人材を活用しております。ですが、中国語圏のお客様が増加するにつれて、お客様への対応に苦慮するケースが増えてまいりました。また、通訳スタッフの人数も限られておりますので、そういった人物が対応できないときに、日本人スタッフがお客様と正確にコミュニケーションする為の対策が必要と感じたためです。

スマイルコールのご利用において良かったことは何でしょうか。

英語対応が苦手なスタッフも安心してお客様とコミュニケーションが取れることが、特に良かったと感じております。外国人観光客の対応は通訳スタッフに任せることが多かったのですが、スマイルコールを利用することによって日本人スタッフでも安心して外国人観光客のお客様の対応ができるようになりました。特に新宿では外国人観光客の利用者が多いので助かっています。

今後のビジョンなどを教えてください

日本を訪れた外国人観光客に対して、運輸業とういう観点から「手荷物に関する課題」を解決する為の一助になるようなサービスを今後も提供して参りたいと考えております。また、一度日本に来ていただいた外国人観光客のお客様に、日本ならではのサービス、おもてなしに触れていただき、「また日本に行きたい。」と思っていただけるような取組みを今後も続けてまいります。